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医療費決定に関する制度を知っておこう

病院に入院して、何で一度で診てくれないのかというクレームを入れる人もいますが、今の制度上、それは仕方のないことです。
昔とはずいぶん状況が変わってきています。
脳卒中や心筋梗塞など、すぐに入院が必要な重大な病気を抱えたら、その病気を治すための医療が必要です。
しかし、急な発熱や頭痛など、重大ではないけれどきがかりな病気を抱えることもあります。
その場合、一つの病気単体ではなく、幅広くみてくれる医療も必要です。
つまり、どちらか一方ではなく、単品もフルコースの医療も上手に使い分けられることが大事です。
医療費の支払い方法というのは、出来高とマルメの二種類に大別されています。
出来高はやった分だけ料金が積み重なる方式で、診療所の外来は、ほとんどが出来高制です。
治療した分だけ、収入がはいるので、フルコースの医療も提供しやすくなっています。
一方、大きな病院は、ほとんどがマルメ医療です。
いわゆるパック料金制なので、時に不利益になることもあるので注意しましょう。

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